海外で暮らす日本人はどのぐらいいるの?

こんにちは。ファイナンシャルプランナーのざじこです。

 

海外で暮らす

 

こんな夢をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

常夏の南の島でのリゾート三昧、物価の安い国でのプチ贅沢、はたまた大自然豊かな環境でのサバイバル生活・・・妄想は膨らみますね。

 

では実際海外にいる日本人はどのぐらいの人数なのでしょうか?

 

外務省の海外在留邦人数調査統計によりますと、平成29年(2017年)10月1日現在では約135万人だそうです。これは統計を取り始めた昭和43年(1968年)以降最多です。

そして海外在留邦人135万人は、さいたま市の人口とほぼ同じです。(平成27年

 

国別にみると、アメリ(約43万人)、中国(約12万人)、オーストラリア(約10万人)、タイ(約7万人)、カナダ(約7万人)、以下イギリス、ブラジル、ドイツ、フランス、韓国、シンガポールと続きます。これら11か国で8割になります。

 

永住者(永住権を持ち、生活の拠点を海外に移した人)という観点でみると、約48万人が永住権をもち海外で暮らし、国別の内訳ではアメリ(約19万人)、オーストラリア(約6万人)、ブラジル(約5万人)、以下カナダ、イギリス、韓国、ドイツ、アルゼンチン、ニュージーランド、フランスとなっています。

 

ざくっと、

アジア系(中国、タイなど)は一時的なビジネス拠点

オーストラリア、ニュージーランドへは生活そのものを移す

北米、西欧はビジネス、生活ともにあり

との実態が読み取れますね。

 

永住者は、永住権の取りやすさに左右されるとおもいますが、やはり生活環境、ビジネス環境が整った国のほうが暮らしやすいのではないでしょうか。もちろん刺激をもとめてあえて過酷な環境に挑戦する生き方も素敵だと思います!

 

以上、海外で暮らす日本人の統計データからでした。